- ビット拡大支持層掘削 -

 支持層確認は、事前の土質調査による支持層深度と、掘削抵抗管理装置により計測した杭の中掘り沈設時の沈設速度や掘削抵抗の変化などを比較して総合的に判断します。

 杭が所定深度に達した後、1)RPタイプの場合は、スパイラルオーガを正回転のまま引き上げ、杭先端部の端板リングにTBSビットの翼を接触させ、翼を固定しているシャーピンを切断して拡翼し掘削径を(D+0.2)mとします。2)RBタイプの場合は、杭を保持したままTBSビットおよびスパイラルオーガを逆回転させて補助拡大し、正転により拡大固定して掘削径を(D+0.2)mとします。

 注水を行いながら支持層を1.0D + 1.0mの深さまで拡大掘削を行います。

【現場の作業】

【掘削抵抗管理記録】

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